あらすーじ
砂漠のど真ん中で火災発生。だが現場に行ってみたら
わーお、
大・量・殺・人・現・場!
ってなわけで地元警察ラダ・ミッチェルは証拠物件として
転がっていたデジカメやらなにやらから
証拠映像をゲット!
心に傷のあるスティーブン・モイヤーも強引に参加して
どーれ見てみようか……
なんじゃこりゃーっ!?
*ちなみに全滅はしません
評価:
推理物としてはダメだけど、
娯楽映画として及第点以上!
簡単に言いますと
「ソウ」と
「ソードフィッシュ」を足して、原点回帰とばかりに
POVで「
そして誰もいなくなった」をやってみた映画。
つーわけで、
犯人は誰だ?ってなことになるけどもー……
バレバレだわなw
ま、なんていいますかー。あまりにワザとらしい
前半の台詞の数々で、
こう、ね?
大体、
推理物として映画が進んじゃうってのが犯人を狭めてるんだよね。
何故かってーと、
動機に当たる部分が描かれているのが二人以外いない。
他の誰が犯人でも、「納得いかねー」となる。「そして~」が偉大なのは
全員の動機を均等に描いたところでさ、そりゃ、今作も追加情報があるけど
それでも
二人。しかもそのうち一人は
偶然乗ってきた人間。
これじゃ推理も何もない。真っ先に考えるのが、
「
一番映像に出ている人間の動機を考える」になるのは当たり前でさ
「
じゃあ、「こいつ」もしくは「こいつら」が犯人なら~」と考えて見ちゃうじゃない?
するってーと、まー、
都合良すぎる映像ばっかりなんだよねー…
(テンションダウン……)
しかも、最後に至っては、狂ってるとはいえ、犯人達が
バカっぽすぎます。
怖くないです。
アホの子ですよ、この人たち(涙
これで犯人達が「最高の作品ができた!」つって
自殺してれば完璧だったんだが…
とはいえ、幕引きは馬鹿の極致て感じで、まあ許せなくはー…ないかなあw
次の日には捕まるぞ、多分
いや、ゴアシーンは
トーチを使うって辺りがかなり新鮮で楽しいし
不鮮明だけど、何だかスゲエのww
ソードフィッシュを意識した疑似バレットタイムもこちらの
没入度を上げてくる
基本映像観てるだけなんで、動かしたかったんだろーねー…
テンポも良くて面白い映画なんだよ!?
でも面白いだけに、
欠点がかなりはっきり見えちゃうのが……
とはいえこいつで帳消しって面もある
POVを交えた推理物ってのは珍しいし、これからもどんどん
出てくると思うけど、今作は
未来への偉大なる犠牲ってやつですかね
<ところでー…
証拠として検証している映像が「何だか言い訳くさいなあ」と思ってたら
「編集された映像でした」ってのは、警察に見せる為にあそこに置いたってことで
つまり
編集まで時間があったわけだ。編集室も見せてたし。
ってことはあの事件は昨日起きたことじゃないよね?
ん?……時間的におかしくないか?
死亡推定時刻を誤魔化すため+警察を呼ぶために火をつけた?
で、警察に回収させて、検証途中でネットに公開。
警察をからかって華麗に逃亡?
警察を呼んで発表させたのは、
映像が本物であることを知らしめるため、かな?
そこら辺はっきりさせた方が、もっと面白かったんじゃないの?
(
でも、現金持った女とバスの運転手の諸々調べた時点でその矛盾は出てくるよなあ…)