あ・ら・す・じ
主人公アビーはフォッシルリッジというテキサスの田舎町に住んでいた!
それがどのくらい田舎かと言えば
メインストリートにガソリンスタンドが一つしかないくらい田舎である
(伏線
先住民族の首長の子孫である彼女は、数か月前に母親を亡くし
分割で買ったボロ車の付けを払うために
脂ぎった親父が経営するレストラン件スタンドで、セクシーな服で働かされていた
勿論、我慢なんかできるはずもなく、早くここを飛び出したくてうずうずしていた
彼女の夢は歌手である!
……顔が…
そんな彼女の家の近所(かどうかは知らないが)に一人の老人が住んでいた。
彼の名はケイン博士。
赤いタイツをぴっちり着込み、庭にフラミンゴの置物をガンガン置く、
普通の老人である。
のっけからフラフラである
だが、彼には秘密があった。
なんと恐竜を飼っていたのだ!
*普通の納屋です
しかも一匹逃げてるー!
でもそこは博士一瞬「NO-っ!」とか言ったが
まあ、いいやと無視
納屋に入れられた一際でかい恐竜に博士は餌をやりながら語りかける
「ほら、ベスそんなに怒るな。覚えているかい、
儂のベッドに入ってきたことがあっただろう?
あの時妻が怒ったけなあ……でも、美味しかっただろあいつ」
わーい、既知の外の人だー(涙
そんな博士にボロ車がエンストをした為に、主人公アビーは助けを求める。
博士フツーに車に乗せ、スタンドに。そしてアビーに人生の助言を与えるのであった。
「儂は研究に一生を捧げてきたが、
発表するまで命はもたないだろう。
人生とは皮肉なもんだ。
何事もやると決めたらベストを尽くすんだよ」
視聴する皆様全員が「お前何言ってんだ?」とツッコむ中、更に驚愕の事実が!
なんとこいつは
持病持ちで、しかも余命幾ばくもないのである!
しかもアビーが胸の谷間を見せる薄着なもんだから、全然気づかなかったが
季節は冬!
スキーに行くって言ってる奴がいる……
ケイン博士が「寒冷前線が近づいているからありったけのガソリンをくれ!」と
大人買いしてしまったためにこの後に集まる有象無象共は立ち往生!(伏線回収
ちなみに有象無象共は「おっぱい星人」とか「デブのおかまの黒人」とか
「文句の多いマザコン」とか、こう……ね!みたいな人たちばかり。
どいつもこいつも……
で、ガソリンわけてもらおうぜと博士の家に行ったら
博士は「うーっ」と死亡!
ついでにラリったデブ白人が色々弄繰り回したもんだから、恐竜大脱走!
主人公たちの悪夢のような一夜が始まる……
評価:いやー、ひどいひどいw
ヌーイメージの作品、ってことで推して知るべしですな。
おっぱいも出ないし、グロも前後を見せるだけで直接描写無し
(ただ、やたらと腸が転がってましたな)
また低予算故に町人の描写は一か所のみ。恐竜大通りで大暴れなのに誰も起きてこねえw
あと謎の殺人事件を捜査するFBIも出てくるが、
本編に間に合わねえwww
さらに登場人物が、見た目の拙さも合わさって、だ~れも応援できんw
とはいえ、ここまでマイナスが重なると、
それが独特の味になって漂ってくるのもまた事実
アホな状況でアホな登場人物がアホな死にざまをすると
「くすっ」とくることもある……かもしれない
さて、この映画最大の目的の恐竜様ですが
アクロカントサウルスとか多分ラプトルとか、多分地元で見つかった恐竜限定で
中々、変なラインナップであり
こう、微妙に大きくなく、そして素早くもない
故にひたすらのろのろと追ってくる、という、嫌な感じが珍しい
バラゴンのような人を食える大きさ
が、ひったすら追ってくる!こわ…くはないw
予算の関係か突然殺し合いを初めて、ベス以外全滅というのも珍しい
また、ちゃんとジュラシックパークシリーズのパロもツッコまれます
お約束っすね
というわけで、まだ観ていないでここを読んだ方で、まかり間違って興味を持ったならば
自己責任で鑑賞にのぞんでいただきたい。
ちなみに最後は爆発オチだ
自分で書いといてなんだが
この粗筋の方が若干面白いんじゃなかろうか
華が無いので部長入れときます