マンボーグ日本劇場公開特別版 原題「MANBORG」2011加
監督:スティーブン・コンスタンキ
主演:マシュー・ケネディ(マンボーグやってます!
共演:アダム・ブルックス(ドクターとドラキュロンやってます
メレディス・スゥイーニー(ミナやってます
ルドウィグ・リー(NO.1の体!
カイル・ハーバート(NO.1の声!
ジェレミー・ギレスピー(
萌え萌え男爵!
コーナー・スウィーニー(ジャスティスやってます。ダンス禁止!!
他、フェイク予告編及び短編タイトル
「ファイヤーマン」
どう見てもバーニング!
「レーザー・ゴースト2 レーザー湾への帰還」
シーユ-レーザー!
「ファンタジー・ビヨンド」
どう見ても響鬼
「バイオ・コップ」
以下ネタバレにつきゴチュウイ
ARASUJI!!
地獄の門が開かれた!
溢れだす凶悪な怪物軍団に人類は抵抗虚しく
ほぼ全滅!
支配され、虐げられた近未来!
だがそこに、地下から蘇ったマンボーグがふらりと現れた!
俺は誰だ!?
マンボーーーグ!!!
以上!
評価:手放しでは褒められないけど、かなり最高な映画
あれです。一般の人には
絶対にお奨めできない作品ですね
キャノンとかバーストロン、
まー、80年台のやっすいアクションホラーとか
SFを観ていた人に、まずはお奨め
そして、こっからが
ちとこの映画の問題な所なんだけど
90年代の残酷洋ゲー、及び
やっすいアクション・ホラー・SF好きにもお奨め
ってことで先に問題点
一見すると80年代のB級映画にオマージュを捧げたように見えるし
そんな宣伝していると思うし、製作集団のロゴがバーストロンくさい所からもそれを狙っているように見えるんだけど
実際観てみると
80年代B級映画に影響を受けた90年代のあれやこれやに影響された映画
になっちゃってる。
綺麗すぎるし、ノリが良すぎるし、面白すぎるんだよね。
80年代のB級映画って、
本人たちはいたって真面目さゆえの
「なんだこれはーっ!?」って感じが最高なわけで
特にキャノン作品はそんな感じの印象が強いんだけど
この映画は
「なんだこれはーっ!?を再現した諸々、最高だよね!」って映画なんです
判りやすく言うと
残酷カンフー映画
↓
モータルコンバット
↓
マンボーグ
なのよ
そこら辺、NO.1の格好見ると
自覚的なのかなあ、とも思うんだけどね
なんか最初の先入観もあって
終わってからモヤモヤしましたね
で、次に80年代B級映画オマージュならこれやってくれよ~という要望
私も、観倒してるわけじゃないんで、勝手な偏見ともいえるんですが
とりあえずー…
①ニンジャを出してください
キャノンくささ全開!
②おっぱいを出してください
そろそろスペバンリメイクしようぜ!
③冒頭の銃撃戦がしっかりしすぎ。
薬莢なんて出すな!
④ドラキュロンの城はロケで廃工場でやろう!
カラフルすぎる
⑤マンボーグ下半身タンクバージョンを一回はやろう
エリミネーターズだっけ?
⑥エンドクレジットで聞いた事もないような歌手の
勢いのある歌を流してください
ですかね。
まあ、これくらいならあと10分あれば入れられたんじゃねーかな?
良かった所
・ドラキュロンの造形
マジック・クエスト魔界の剣みたいないい感じの面構え!
・敵兵士のレーザーサーフボード!
ハイランダー2!!
・ミナの戦闘シーン
ハニメーションっぽい!
・萌えキャラの男爵
・NO.1の吹き替え
特に一番最後は笑いましたね。
これぞ80年代映画の変な所!発音云々で全部吹替えなんだけど
録音状況が良すぎて、
まー、浮いてる浮いてるwww
クンパオって映画でも「既存の映画の好き放題吹替え」
ってのがありましたが、俺はこういうのに弱いですねえww
あと男爵はちょっとキャラが立ち過ぎちゃいましたね。
クライマックスは戦闘が三つあってそれを同時進行で描くんだけど
男爵vsNO.1の闘いが一番盛り上がっちゃうのは失敗ですかねえ
とはいえ、ここに来る人は
やっぱり必見ですかね
時間も、マンボーグ自体は60分くらいでテンポもいいですし
残酷描写も結構充実しておるのです
ただ、ガチで80年代オマージュ映画だと思って借りると
なんか違う
ってなるんじゃねーかなー
さて、次、フェイク予告篇及び短編
「ファイヤーマン」
バーニングをダークヒーローにしましたよって感じの作品
短編ゆえにマンボーグよりも80年代映画っぽい
ストリッパーとか出してサブプロットをガンガンに膨らませた
長編が見たいですねえ!
あと
決め台詞が欲しいね
「レーザー・ゴースト2 レーザー湾への帰還」
予告っつーより、架空の本編ダイジェスト
巧く出来過ぎていて難ありですかね。もっとカットごとに服が違うとか
昼夜メチャクチャとか、そういうのが見たいw
S・キングのブロス・奴らは時々帰ってくる、っぽい設定だったりするんで長編があったら渋々見る感じ。
で、つまんね~、と苦笑いして
ラストの台詞で全部許すとww
シーユーレーザー!
「ファンタジー・ビヨンド」
始まった時は「お!」と思ったんだけど
う~ん……これだけ短いのに
中だるみ感がしたなあ
設定と攻撃は仮面ライダー響鬼の音撃斬(だっけ?)ですんで
目新しくもなく、独特の雰囲気はあるがそれだけ
ラストカットで再び「おお!」となるけど、
正直尺は半分でいいと思う
「バイオ・コップ」
2014年度暫定一位!!!!
もう笑った笑った!
凄いよこれは!
あー、長編でみてぇええええっ!
ちなみに粗筋はこんな感じだ
近未来、街にはドラッグが溢れかえり
治安は悪化の一途をたどっていた!
そんな折も折、一人の警官が有毒廃液を浴び変身する!
バイオコップの誕生だあ!!
バイオコップ!
バイオコップの武器は体からしたたる廃液!
*警察バッジ返還シーン
不死身!
頭吹っ飛ばされても死なないぜ!
まさにスーパーヒーロー!!
だが!
バイオコップは残念な事に
中身は普通のままだった!
口癖は
「死にたい!」
「殺してくれ!」
ついでに言えば、
腕力も元のままだ!
しかも悲劇的な事に
相棒の刑事を体に取り込んでしまう!
だが、不死身なんで
蜂の巣にされながら売人どもに手錠をかける!
怒った敵の組織の悪そうな奴は
ハーバード・ウェストが作ったような薬液を注入!
バイオ・サイコに大変身!!!
極限の対決が今始まる!
*バイオサイコは怪力です
そして死闘が終わると
二人には熱き友情が!!…ってか、バイオ・サイコが
バイオ・コップを気に入ってしまった!!!
end
どーよ!
ゾンビコップと溶解人間を足して、ファレリー兄弟に任せたら
一日で逃亡したようなこの話!
みんな、
これ観る為だけでもDVDを借りよう!