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倉林のはらわた

映画の感想などをぽつりぽつりと語るアレなブログです。 ホラーとかアレな映画中心でございます。 メイトリックスも笑うでしょうなあ。 あとまー、ないと思うんですが ここに載ってる絵は無断転載禁止で一つよろしく。 なお、版権著作権等を鑑み、お手本無しのあやふやな記憶で 描かれた絵なので、似てないことこの上ないです。 …まあ、絵心が無いだけなんですがねwww

アダム・チャップリン 最・強・復・讐・者

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アダム・チャップリン 最・強・復・讐・者

アダム・チャップリン 最・強・復・讐・者 原題「Adam Chaplin」2011伊
監督・脚本・主演・音楽・あと色々:
エマニュエル・デ・サンティ

共演:ヴァレリア・サンニノ
クリスチャン・リバ
パオロ・ルチアーニ
ジュリオ・デ・サンティ

以下ネタバレにつき…
お前は既に読んでいる!

アラスジ(適当なBGMを付けて歌ってください
地獄の町の地下鉄で!
ケチなスリが財布をすった!
だがしかし!
OH!
その財布は地獄への片道チケット!!

アダム・チャップリンの拳が唸る!


千切れる片腕!

吹き出す鮮血!!


『貴様、デニーを知っているか!?この町の真の支配者だ』
『し、知らない…俺は、何も知らない!』
その時!ああ、その時!!
アダムの背後から囁く声が!
『や・っ・ち・ま・え』

俺の進む道は地獄道!
>じごくみち!
吹き飛ぶ頭部!ひしゃげる顔面!!

『いいぞ、アダム。いつかお前の行動が、奴に繋がるのだ』

俺の進む道は地獄道!
吹き出す臓物!飛び出す肋骨!!
>じごくみち!じごくみち!

ああ、アダム・チャップリンチャップリン…


評価:これはこれでいいのかもしれない…だが、ともかく惜しい!!

ともかく見終わった後に物凄くモヤモヤして
堪らない映画


好き嫌いで言えば好き!
物凄く好き!
超絶ハードスプラッターバイオレンスアクション映画だけど
これ、全然気持ち悪くないのよ?
まず血の色が紅い
じゃなくなのね
で、それが80年代ホラーのような造形と相まって
「あ、いいな~この効果」となる
ビデオドロームみたい
「痛い!」とか「うげっ」となることは絶対に無い
それを狙っているとは思うけど、リアルじゃなくて
漫画っぽいのよ
で、それが景気よくドバドバ血を吹きだすもんだから

ってなもんですわ!

ただね

それが巧く出来過ぎてんだよなあ…

つまりですね、この映画は漫画チックに誇張された
バイオレンスを実写でやる、ていう明確な目的があって
それは大成功してるんだよ!

でもさ、それがあまりにも成功してっから
しかも序盤で成功してっから
これを超えるシーンは後半出てこないんだよなあ

こっちとしてはそれ以上の物が観たくなってくるのだ!
するってーと、必要になってくるのは
「お話」でありまして
この映画それがまったく駄目なんですわ
ともかくぼんやりとしたお話の中心にアダムがいるんだけど
そのアダム自体も、積極的にお話を進めるんじゃなくて
ほぼ受け身
アダム…アダム…あそこいくんだ。あそこで今、悪が…
いや、アダム・チャップリンてのがそういう存在ってのは判るんだ
俺も書こうとして未だに塩漬けにしている小説のプロットで
『犯罪者が寄ってくる殺人鬼』ってのがありまして
まあ、つまり街の抗体みたいなもんなんですわ
勿論このアダムのぼんやり感もワザとでさ
この映画は漫画の北斗の拳に影響を受けているわけで
あの漫画って、ユリアが飛び降りた!って最初の話以降は
ケンシロウがうろうろしてイベントに巻き込まれるって
だけの話なんだよね
でも、これ映画でさ、一応、復讐を謳ってるわけで
最終決戦まで、ボスが自ら攻めてくるとなると、ちょっと…
まあ、アダム自体が白目で、つまるところ
復讐に狂ってなにも見えてなく、後の悪魔がそれを利用して
地獄に人を送っている、ってことだろうけど…

>んもー、○○が主演のドラマが何でないの?
>何で他の人が借りてるの?私が借りるはずなのに!
*実話です
後ろがつかえてるんだよ…

だったらもうちっとドラマを強くすれば
物凄く虚しくて悲しい後味になってさ、アクションシーンの
アダムの怒りが際立ったと思うんだがなあ…


>だからさあ、ポイントたまると映画が観れるんでしょ?
>それを返金してくれって言ってんの!1800円返してよ!
>わっかんないの?わっかんないかなー!?*実話です
だから後ろがつかえてるんだよ…

話をくどくど説明せずにイメージで語ろうとしたのは
偉いけど、そこまで技量が達してないのも問題だ
なのに映像はやたらと格好つけてるので
間延び感が際立っている

この映画を見始めたら誰もが「よくある話だ」と思うだろう
クロウ飛翔伝説とか思い浮かべるんじゃなかろうか
そういう作品の二番煎じにならないようにしたかったのだろうけど
結局迷走して終わった感が強い
単純でも話がある映画の方が、強いと思うんだがなあ…

イントゥダークネス公開前の映画館で…
*実話です


でもですね、本当にアクションシーンは凄いんですよ!
すれ違いざまに骨を!
あと、所々、「これは!」っていういかすヴィジュアル!
ちなみに刺さってるのは監督の弟だ
胸に七つの傷は無いが背中には逆十字の傷が!
つーわけでともかく惜しい!
上映時間を、もうちょい削って、アクションシーンの
間隔を狭めてくれたら、大傑作になっていたんじゃなかろうか?

とはいえ、ここに来ている皆さまで
まだ観てないよ、という人には強く薦めたい!
俺の感覚が狂ってることも考えて
一応、お食事から時間を空けて観てね!

いずれあなたの町の映画関係の場所にも…アダムが現われるかもしれない…

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倉林
性別:
男性
趣味:
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2014/05/12~ *PCからのアクセスのみカウントできるらしいので 実質大体倍くらいっす

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