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倉林のはらわた

映画の感想などをぽつりぽつりと語るアレなブログです。 ホラーとかアレな映画中心でございます。 メイトリックスも笑うでしょうなあ。 あとまー、ないと思うんですが ここに載ってる絵は無断転載禁止で一つよろしく。 なお、版権著作権等を鑑み、お手本無しのあやふやな記憶で 描かれた絵なので、似てないことこの上ないです。 …まあ、絵心が無いだけなんですがねwww

エイリアン・クロール

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コメント

1. 無題

こんちわー

別に閉所恐怖症ではないんですが、もう倉林さんのテキスト読んでるだけでお腹一杯ですわ。
スタッフにもしんどくてたまらない人とか居たかもしれませんね。

Re:無題

ちわっす。
完全にトラウマ直撃映画だったんですが
諸事情により、もう10回くらい観ました(涙

安全が保障された撮影…だったかどうかは判然としないんですが
俺は役者を拷問にかけてるように見えたよw
しかもスゲー狭い所に入るの、女性のみなんだよね…
体が柔らかいかもしれんですが、きつかったと思うなー…

ただいまコメントを受けつけておりません。

エイリアン・クロール

エイリアン・クロール 原題「Crawl or Die」2014米
監督:オクラホマ・ウォード
主演:ニコール・アロンソ
共演:トリィ・バーン
トミー・ボール

脅し完了!
では更なる脅しを
簡単に描くとこの映画は
こんな感じだ!!!

 
評価:上のがOKな人なら、一見の価値はある!
だって、他にないから

ネタバレしても全然OKなので
あ・ら・す・じ!!

特殊部隊の人たちは、女性を護衛して
ある場所に届けようとするんだが、なんかに追われて
仕方なく地下に避難。狭い配管を見つけて中を進む…

以上!!!

え?物足りないって?
いやいやいや…もう、さあ……


以下、延々と
何故、俺がこの映画を凄いと認めつつも
もうしばらく観たくはないと打ちのめされたのか
について書くんで、そういうのはちょっと勘弁という人は
バイバイです!


はい、え~、映画の事を語る前に私の昔話
ちょろりと語ります。
まだ私が頑是ない子供だった頃でございます
年の頃は、さて、五歳かその位でしょうか
近くの空き地にゴムのボールを持って遊びに行ったんですね
どう記憶を手繰っても一人で行ったわけでして
今なら大問題ですが、まあ、それは置いといて
その空き地にですね、配管が置いてあったわけです

で、なんの拍子か、そこの中にボールが入ってしまった
当然、ガキですから、何の考えも無しにボールを取りに潜るわけよ


そこで記憶がぷつりと途切れてですね
まあ、今ここにこうして文章書いてるってことは
どうやったか抜け出したわけなんですが、思い返すと
何となく体がふわっとするところを考えるに
トラウマになっているんじゃねーかと

で、時代がざっと流れ、成人し、派遣会社のお仕事で
ある工場に清掃作業のアルバイトに行った時のお話です
詳細は忘れましたが、こういうでかい機械を
掃除することになったんです。
横にローラーがいっぱいついてましたね
フィルムを圧延する機械……と聞いた記憶があります
で、外側は終わったんで中の清掃ということになりまして
機械の中に入ってもらわにゃならん
熱が残ってるが、火傷はしないし、一応掃除したって
ポーズとっておけばいいよ~ってなもんで、入ったんですわ
そしたら
奥に見えるのが出口の明かりです
狭い!暑い!しかも、その瞬間にあ!っと思い出す幼少期のアレ!
そして前後しますが高校生の時のある経験!
やべっと、下を向くと

皆さん、清水崇監督の「稀人」って映画をご存知でしょうか?
あの中で、東京の地下を歩いていると闇に吸い込まれて
目の前に山脈が現れるって場面があるんです
絶対的な闇を目の前にすると、人の想像力は
ありもしない空間を認知してしまうわけですね

狭いのに広い幻想に憑りつかれまして
で、しばらくぼんやりしていた私でございますが
ともかく出ようと出口まで急いだんです
ところが…
腰がはまる
結果、中パニック、半泣き……
いやはや、自分は狭い場所、自分の動きがままならない場所に
恐怖を覚えるということを発見したわけですね
先程上げた、高校生の頃の経験って奴は
小説の「シャイニング」を読んでいて
雪に埋もれた児童遊具のパイプの中で何かに追いかけ回される場面
あそこで、相当入り込んじまってですね
そのシーンのラスト
雪の中からはい出すトランス。息を荒げる

ちらっと…手が……

これが

気配がして、椅子に座ったまま振り返ったら
こういう風に見えてしまった
多分生涯唯一の幻覚

で、なが~くなりましたがね
そんな俺のこの映画の感想ですよ
こちらのホラーSHOXさんの記事を事前に読んで
へえ、面白そうだな~、と思ってたわけ
この手の狭い所を進む映画を見る時
俺は上にあげたようなトラウマを映画を見ることによって
ソフトに追体験して、臨場感を増させて、こえ~
と楽しんでいるわけだ

で、45分くらいまで
正直、観客にかなり頼ったシンプルな設定
クリーチャーもまんまエイリアンでして

ついでに言えばカメラワークもガチャガチャしてて

でもまあ、いざ人数絞って配管進み始めるとカメラも安定して
ちゃんと面白くてですね
この待ち伏せのシーン、前後含めて大好き!
あと、主役のタンクの人、割と好みなんで

なんつって鼻ほじってお菓子ぼりぼりやってましたよ!


えーと、上に書いた粗筋じゃあれなんで
軽くさらっと流れを紹介しますと
〇特殊部隊がコードネーム:パッケージと呼ばれる人物を護送して
ある惑星のあるポイントまで行かないといけない

〇着陸地点から60メートル徒歩でいかにゃ!

〇何者かの襲撃!地下ルートがあるんでそっちに退避!

〇仲間がどんどこ死んで、二人きり!
タンクとパッケージ:名前の付け方が秀逸
相手には銃が効かない!

逃げろや逃げろ!!

んで、まあ二人になって配管を再び進み始めるんですが
明らかに狭くなっているんだよ……

これに気づいた時に、ゾーッ!としてですね
ちょっと待ってくれ!あと40分も…あ、るの?

はい、え~、結論から言いますと
この映画は実はシチュエーションスリラーでした
後ろから追ってくるエイリアン!
先がどんどん細くなる通り道!!
言っちまえば後ろから来るエイリアンは
ゲームの時間制限キャラです
不条理すぎるファミコン感!
んでステージをクリアするごとに
どんどん
どんどんどんどん
どんどんどんどんどんどん

狭くなるんじゃあ
あああぁぁあああ!!!


>きっつー!
勘弁してくれーっ!
息ができねえよ!!!
無茶苦茶怖いよ!!!!
娯楽を突破して
拷問だよこりゃ!!!

ど、どのくらい狭いかってーと…
①腰を屈めて進む狭さ→交差するのもやっとな狭さ!
これだけでも相当なもんです
②土がむき出しで、押すとと拡がる嫌な狭さ
あばばばばばばば
③肘がつかえる金属な狭さ
嫌なポーズで動かなくなる。実際一二度つっかえる

で、この映画、配管進んで、途中で休憩所があるのよ
これがさあ…最初はエイリアン撃退とか会話とかそういうのに
使ってるし、こっちもそう思ってみてるんだけど
これが途中から嫌なアクセントになるのよ…
つまり次の選択肢を選ぶシーンになるわけ
←②の穴の外からの見た目。マジ無理
もう、これが……これがきつくて…
俺は初めて、映画のキャラにいっそ殺されてくれって思ったよ…
んで、ついには休憩所が
④頭から入らざるを得ない嫌な狭さ
垂直の狭さ……

ぎゃーーっ
ほんで次の通路が現れるわけだが
……
⑤ついに仰向けにwwww
た、たしゅけて…
んで、最後の休憩所
あひゃひゃひゃひゃ!!せまいのぉぉぉっ!
そして最後の通路…


⑥掘り進んでるーっ!!!


昨夜の私

はい、まー、ね、この後ラストバトルがあってエンディングですが
ほんと……もう、グッタリですわ……
特に②のあたりからの圧迫感は異常です。
主役の人がパンツ一丁で、お尻ばっかり映ってるのに
下衆な考えが一切浮かばない緊張の連続!

おまけにこの映画、這い進んでるんで
スピード感が無い!
勿論ワザとだ!
よって主人公が喘いで、もがいて、つっかえるのがじっくり
たっっっぷり観れるんだよ……ホントも―…

いや、だからこそ、素晴らしい点があるんだよ
主役のタンクは、言っちまえばエイリアン2のバスケスで
いざとなったら「勇ましく戦って死ぬ」と言い切るんだけど
結局逃げちゃう
最後の最後に追い詰められると
泣きだしちゃって、んで、結局開き直って
このイカした顔である!
このリアルさ!
これは中々無いです。
ちゃんと狙って、実は弱いが強がっている、いやさ
強いってのは本質的には
そういう事なんじゃねーの?

って結論に持ってって
「あの女みたいなタフな女はいないな」という台詞で
こっちも納得して終わりというね
巧いんだよ実は!

でも、あまりにハードすぎてwww
主人公と同じく観客もダメージをおってしまうというねww

つーわけで、お暇で、体力に自信がある方で
一番最初に述べた条件に当てはまらない方は必見!
俺は…一年位再視聴したくないよ(涙




2014/6/10:追記

この映画の観終わった後の感じは
ゼロ・グラビティに似ています
原題「Gravity」
朝日の中に歩き出すゼロ・グラビティ
真逆の闇の中、更なる何かに向かって
歩き出すエイリアン・クロール

どっちも、圧力から解放されて、純粋な力強さを手に入れた人間賛歌!
…というのは、ちょっとほめ過ぎかなw

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コメント

1. 無題

こんちわー

別に閉所恐怖症ではないんですが、もう倉林さんのテキスト読んでるだけでお腹一杯ですわ。
スタッフにもしんどくてたまらない人とか居たかもしれませんね。

Re:無題

ちわっす。
完全にトラウマ直撃映画だったんですが
諸事情により、もう10回くらい観ました(涙

安全が保障された撮影…だったかどうかは判然としないんですが
俺は役者を拷問にかけてるように見えたよw
しかもスゲー狭い所に入るの、女性のみなんだよね…
体が柔らかいかもしれんですが、きつかったと思うなー…

プロフィール

HN:
倉林
性別:
男性
趣味:
映画・漫画・ゲーム
自己紹介:
リンクフリーにつき勝手にやっておくんなまし
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暴論かつ盲目的感想につきツッコミには全力で謝る準備あり

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定期的、もしくは合計3件いただきましたら、漫画にまとめて返信いたしたいと思います。
まとめるのは勘弁…というかたは、御一筆、もしくはご連絡くださいませ

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2014/05/12~ *PCからのアクセスのみカウントできるらしいので 実質大体倍くらいっす

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